R E S U L T & C O M M E N T
第16戦 バレンシアGP
予選 16位
1分41秒946
「金曜日は走り出して2周もしないでエンジンが焼き付き、ピストンを交換するところから始まりました。午後はそこそこマシンも走っていたので、午前中の分を取り返そうとセットアップに務めましたが、順位的にはぼちぼちといったところでしたね。ただ車体、特にサスペンションがやっと思うような仕様となり、相当走りやすくなったのは収穫です。ただ2日目に入って午前中はそこそこ走ったエンジンが、午後に入り調子を落としてしまったのが誤算でした。また強風にあおられて走りにくかったのも要因ではあります。これは走っている全員が同じ条件なので、言い訳にはなりませんけど。思ったほどタイムが伸びなかったのはそれも原因じゃないかな。とにかくエンジンが走らずに、午前中に出したタイムも更新できずじまい。せっかく車体が良くなって、思ったようにコーナリングができるようになったのですが、それをタイムに反映できないままグリッドを一つ下げてしまったというところです。これが最後の予選だったのに、悔しいですね。それでも着実にジレラでのポジションも上がってきたし、仕事としてはやるだけはやったという感じがあります。明日はエンジンを見直し、より戦闘力を上げ決勝に備えます。少しでも上位陣に食らいついて行って、ベストリザルトを目指したいと思います。今季最後のレースを、納得できる形で終えたいですね。一生懸命頑張りますので、応援よろしくお願いします」
決勝 リタイア 「ジレラに移籍してから、レースらしいレースをできないまま最終戦を迎えることになったことは予想外でした。アプリリアから乗り換えを余儀なくされ、それでも何とかマシンを仕上げて行こうと頑張ったのですが、あまりに時間が足りません。ここまできて言い訳はしませんが、昨年といい今年といいツキに見放されたシーズンだったと思います。もちろん自分なりに努力はしましたけど、どこかレースを戦うというよりも、まともに走ることができるようにマシンを仕上げることばかりに追われた1年間でしたね。今日はそれでも何とか、ジレラで最高の成績をと考えてレースに望んだのですが、2周もしないうちにエンジンが止まってしまったんです。電気系のトラブルだと思いますが、慌ててマシンを押し掛けしようと200メートルくらいは押したのですが、エンジンは目を覚ましてくれません。ピットに戻ってしばらくすると、何事もなくエンジンが掛かっただけに、正直がっかりしました。あのまま走?ていてどこまで行けたかは定かではありませんが、思うように走っていれば少なくとも10位以内は可能だとは思っていただけに、何とも悔しいです。シーズン当初のチームと違ってやる気もあり、色々とトライしてくれるスタッフが、一生懸命やってくれただけに何とか成績を残したかったんですが。最終戦を終えて、今さらタラレバの話をしても仕方ないでしょう。チームを移籍することになったのも、元はといえば自分で選んだチームでの出来事。アプリリアをやっと把握できて、どうすれば速く走れるかがつかみかけた時の解雇通告は、本当に悔しい思いで一杯です。ただやっとレースに専念できると思ったのに、実際にはそれどころかマシンを作っていくのが精一杯という状況で、それがジレラに移ってからも続くとは思いませんでした。いずれにしても自分で決めた結果ですから、泣き言はいえませんよね。僕としては、来年も125で走るつもりにしています。まだチームは決まっていませんが、125でのラストチャンスと受け止めています。状況的には楽観視できませんが、こんな不完全燃焼のままでは終われませんから。これまで多くのファンの皆さんに激励してもらい、本当に嬉しかったし勇気づけられました。あまり書き込みで応えることができませんでしたが、常に励みになっていたのは事実です。それなのにこんな成績で終わり、結果的には応援に応えられず残念です。来年こそは、今度こそ雪辱を果たしたいですね。本当にたくさんの応援ありがとうございました」
第15戦 オーストラリアGP
予選 20位
1分39秒039
「初日からエンジンの調子が悪く、予選が始まってすぐにクランクが壊れてしまいました。修復に時間がかかり、その後走れなかったのが2日目に響いています。今日は朝から組み直したエンジンがまたしてもトラブルを起こしてしまいました。軽くピストンがかじった程度だったのは幸いですが、走行時間を削る形になったのは痛いですね。午後から気を取り直してタイムアタックに出たのですが、エンジンはそこそこ走るものの、チームメイトに比べると遅い箇所がいくつかあります。キャブセッティングをもっと詰めたいのですが、走行時間の少なさがネックでした。また車体、特にリアサスが外れていて、コーナーも攻め切れません。ただこれまで懸案事項だったフロントサスは方向性がつかめ、そのお陰でタイムを何とか伸ばせたという感じです。エンジンと車体がもう少しイメージどおりになれば、1分37秒台に入るくらいはいけるでしょう。リアサスとキャブセッティングを明日のウォームアップ走行で煮詰めて、決勝に備えたいと思います。得意なこのコースだけに、しっかりタイムは出しておきたいですね。天気予報が雨と言ってるのがちょっと心配ですけども。明日はこれまでのお返しができるよう、頑張ります」
決勝 11位 「天気予報が当たって朝から雨となりました。車体とかが決まっていないので、正直厳しいレースとなることを覚悟していたんですが、予想以上に大混乱でしたね。どうしてもうまく荷重がかからないので、コーナリングで無理ができません。色々と試したのですが、決勝までに良い方向は見えなかったんですよ。ただエンジンはそこそこの速さがありました。救いがあったのはそれぐらいかも。気温が低くタイヤがグリップしない状況でしたから、車体の重要性が問われます。実は決勝ではグリッドに向けてコースインして、思わぬ所でいともあっさりと転倒しています。幸いマシンに大きなダメージもなく、グリッド上で何とか修復できました。あんな速度で転ぶなんて恥ずかしいくらいです。それもあって慎重にならざるをえません。スタートこそ良いタイミングでクラッチミートできたのですが、前にいるマシンがホイールスピンをして出遅れていて、そこに引っ掛かっている内に出遅れました。1周目のバックストレートで振りかえると、たった1台しかいないブービー状態。これはやばいと思って抑えながらも前を追いかけて行ったんです。予選順位くらいまで自力で追い上げたのですが、その頃から転倒者が続出しました。実際寒くて身体はガチガチになるし、タイヤはまったくグリップしないしで、とにかく我慢のレースでしたね。BSタイヤ勢はそんな中でもグリップしてましたよ。とても同じ速度では走れず、慎重に慎重にと自分に言い聞かせて周回をこなしました。結果として11位まで上がりましたが、それはもう結果論でしかないでしょう。まだラッキーだったのだと思います。雨自体は苦手とかではいですけど、車体がある程度決まらないとアッセンのようには行きません。とにかくジレラでの初ポイントゲットで、少しは気分的に楽になりました。レース後は寒さに震えて倒れるかた思ったほど。色々な意味でハードなレースでしたね。残りは1戦。厳しい状況が続いたけど、最後に良い結果を出し来年につなげたいです。応援ありがとうございました」
第14戦 マレーシアGP
予選 23位
2分16秒231
「もてぎでは車体が結構仕上がった反面で、エンジンがどうしても走ってくれずに苦労しました。短いインターバルでしたが、今回はまずエンジンを見直して予選に挑みました。もてぎ、ブラジルと走らなかったエンジンは、使ってはいけないパーツが組み込まれていたとのことで、今回は嘘のようにまともになったんです。ロレンツォほどではないけど、結構走ってくれました。初日はそういうこともあり、簡単にあのタイムが出たんです。ところが、車体が今度はうまく行きません。もてぎである程度速いコーナリングができた車体なのに、初日のタイムを更新しようと攻めると、タイヤが滑り出してしまうんですよ。とにかく曲がらない車体になってしまい、1からやり直しです。しかもサスセッティングや車体の微調整等をできるだけやっても、状況はまるで変わりません。仕方ないので、ブラジルの時の車体をベースに違う仕様のサスを組み、明日試してみます。まさかあの時のフレームを使わねばならないとは思いもしなかったですね。進展が無いどころの話しじゃないですね。どのパーツとパーツを組み合わせればいいのか、テストする時間が本当に欲しいです。何とか明日、良い方向性が見えればいいのですが。とにかく頑張ります」
決勝 18位 「車体を取り替えて望んだ決勝日ですが、朝は雨。結局セッティングは何も詰めきれないままレースを迎えることになりました。一応これまでのデータを振り返り、考えられるだけの仕様をメカニックと考えたのですが、やはり走らないことには何ともいえません。メカは酷い状態なら走らなくても良いと言ってくれますが、そうはいっても走らないと先が見えないですよね。心を決めてコースインしたのですが、どうにも良い状態ではありません。ただエンジンは良く走ってくれるので、序盤はペースが上がらないのだからと割り切って、走りながらフロントフォークのセッティングに時間を費やしたんです。とにかくフロントが底付きし、直線の後のブレーキングでいきなり転びそうになるので、それだけでも何とか対処しようとしたわけです。色々試していたのですが、5周ほどかけて何とか良い位置を見つけることができました。前からはかなり離されてしまったけど、エンジンはそこそこ走るしコーナリングさえある程度まともになれば、ラップタイムも安定します。予選ではやっとこせのタイムだったのに、安定してそれよりも速いタイムを出せるようになりました。離された分は取り戻せなかったけど、最初からこの仕様が見えていれば少なくともポイントをいくらかでも加算することができたでしょう。朝のウォームアップ走行が雨にたたられたことで、貴重なポイントを損してしまいました。悔しくないといえば嘘になるけど、エンジンが遅かった原因は基本的に解消したし、車体もこれを基準にセットアップをし直せば、戦えるという実感をつかめたことは収穫だったと思います。もちろんエンジンは決して最速じゃないし、車体も課題は残っています。ただ次は最も得意なフィリップアイランド。ここで前を走って、存在感をアピールしたいですね。応援ありがとうございました」
第13戦 パシフィックGP
予選 24位
2分0秒849
「前回のブラジルGPで苦労した車体から、また新しいフレームに換えたのですが、今回はかなり良い仕様ですね。来年用のベースとなるフレームですが、おそらく方向性は間違っていないようです。ただリアサスのセッティングが何をやっても同じで、思うようにマシンを曲げることができません。また初日からエンジンはまったく走らない状態で、チームメイトのロレンツォやビアンコに比べて、テレメトリーのデータでは8キロも遅いことが判明しました。いくつかのコーナーでは僕の方が速い所もあるのですけど、どのコーナーでも立ち上がり加速がさっぱり伸びません。誰よりも速くアクセルをワイドオープンにしているんですけども。正直、厳しいですね。リアサスのセッティングを違うパーツで試し、エンジンをあともう少しでも速くすることができないと、レースにはならないでしょうね。明日の朝、何とか良いセッティングを見つけようと思います。できればもう1セッション、セッティングの時間が欲しいくらい。少しでも上位になれるよう、最大限の努力はします。ストップゴーのもてぎでは辛いけど、得意のフィリップアイランドまでには、何とかまともに戦えるマシンに仕上げてみせます」
決勝 17位 「予選からフレームはそこそこ良いけど、リアサスがうまく作動しないトラブルを克服するため部品を取り替えて試したのですが、幸いこれは良い方向になりました。とはいえ心配だったエンジンは、今日もまったくダメ。トップエンドが1000回転以上も回らず、コーナー立ち上がりでおいて行かれます。もちろん何とかしたいのですが、キャブセッティングがどうこうというレベルではなく、それでも最後まで諦めずに仕様を決めました。決勝ではまだマシでしたが、お世辞にも速くはありません。あとはコーナーで頑張るしかないと、自分自身に言い聞かせてレースに挑んだんです。スタートが肝心ではありましたが、ここでは情けないですけども失敗。グリッドよりも下げてしまいました。そこからはかなりコーナーで無理をしながら、少しでも順位を上げようと懸命に走ったわけです。朝のウォームアップ走行よりはマシンも走ってくれたし、何より予選の時よりもコーナーを攻めることができました。それでも21位くらいまで追い上げた時点で、前の集団からは離されてしまい、苦しい状況だったことは間違いありません。最終的には前がつぶれて17位となりましたが、ポイントが取れず、大勢のファンに応えられない結果となったのが悔しいですね。ただ予選寄りもタイムを上げられたし、精一杯攻め続けることができたので、そういう意味での達成感はありました。マシンの方向性もつかめつつあるし、実際進歩はあったと確信しています。次のマレーシア、そしてオーストラリアと、マシンを仕上げていく意欲も高まりましたし。収穫はあったと思いますよ。今回はもてぎということで、本当に多くの方が激励してくれて、心から嬉しかったです。デンソーのイベント等、わざわざ時間を作って見に来てくれ感謝しています。残り3戦となりましたが、何とか一矢報いるべく努力します。ご声援ありがとうございました」
第12戦 ブラジルGP
予選 22位
2分0秒515
「今回はチームが新車を用意してくれました。前戦では急造の間に合わせ仕様だったのですが、チームサイドのやる気が感じられるといえますね。ただこのマシン、つまり今年仕様なのですが、車体に問題があります。昨年まで僕が乗っていた状態からかなり違うのですが、とにかく思ったように曲がりません。初日はリアがうまく動かず原因追及に追われました。これまで乗ってきたマシンとしては、方向性が見えずとっちらかっている感じです。トラブルの原因は判明したけど、問題はそれだけではありません。デルビのロレンツォがエース格として一番良い状態の車体、エンジンを使っているのですが、それ以外のライダーが僕も含めてほとんど同じ様なタイムしか出せません。まぁそのロレンツォにしても、記録したタイムは2年前と同じ程度です。色々と試すことがほとんどで、タイムアタックなどできなかったし。思ったように動かないフロントフォークなど根本的に交換しないといけない部分はっきりしました。次のもてぎには仕様変更が間に合いますが、今回はあるパーツで何とかするしかありません。厳しい状況ですけど、少しでも前に行けるよう頑張ります」
決勝 21位 「今回のレースは我慢の連続でした。根本的に車体がおかしいことが判明したのですが、何を換えても良くならずエンジンまでもがおかしくなってしまうんです。車体が決まらないとエンジンも仕様を煮詰められないのですが、まさにそれを痛感した2日間でした。そのため前回使ったマシンをリセットして決勝に挑んだのですが、こちらも負けないくらいに状況はひどかったです。サスペンションがどうこうといったレベルではなく、暴れる車体と格闘するのが精一杯。スタートで少し前に出たものの、追い上げるような状況ではありません。車体が暴れないようにするにはコーナリングスピードを落とすしか無いのですが、それではコーナーもゲキ遅でバンバン抜かれてしまうのです。そのため、暴れるマシンをねじ伏せるようにして乗るしかないので、いつもの何倍も体力と気力が求められました。こんな状態でレースをしたのは初めてかも。1ポイントでも多く取るどころか、完走するのも難しいと思ったほど。後半にはエンジンパワーも落ちて、1速低いギアで走らないといけなかったりと、本当にさんざんなレースでした。リオは得意なコースだったのに。レース後はハンドルから手が外れないほど身体がこわばっていたほど。でも、ポイントも取れない結果に終わったのは残念。応援に応えられず悔しいです。ただBS放送では「もう乗りたくない」と伝えられたそうだけど、正確には「こんな最悪な状態のマシンではレースはやりたくない」という意味です。誰でもそうでしょ、普通。もちろんジレラに乗りたくないとか、もうレースをしたくないとか、そんな意味のコメントじゃありません。チームも全力で取り組んでいるし、ポテンシャルはリザルトが証明しています。それにレースを途中で投げ出すようなことは、絶対にしませんから。失礼な話しだと憤慨してます。正しい意味合いのコメントを伝えて欲しいですよ」
第11戦 ポルトガルGP
予選 12位
1分46秒901
「今季はTカーが無い状態でレースをしていましたが、今回チームは2台マシンを用意してくれました。突然の出来事ながら、対応が速くて助かりますね。ただジレラのマシンは今年型になってこれまでより相当変更点が多く、さすがに乗り換えは簡単とはいえない状況でした。見た目はあんまり変わらないのですけど、主に車体のセットアップに時間を要します。エンジンは特別速いということはないけど、スピードの乗りは悪くないですよ。ただ下が無くてギアレシオのデータは、以前の仕様よりショート気味でした。自分で言うのも何ですが、この結果はまずまずだと思います。2日間だけの走行ですから。もちろんこの結果に満足しているわけではありません。これまでのデータが使えない部分もあるんですが、明日のウォームアップ走行でも試せることは試して煮詰めていきます。何しろチームの活気と真剣な取り組み方を見ていると、こちらも頑張らないといけないと思いますよ。正直、このレースでは勝ちを狙うという状況までは難しいでしょう。少しでも前に行けるよう、そして方向性を把握するというのが今回のテーマになりますね。ただ、もてぎまでには仕上げてみせます。出遅れを取り戻すというわけじゃないけど、ちゃんと結果を残さないといけませんから」
決勝 リタイア 「とにかくマシンの戦闘力を高めることを課題に2日間を費やしたのですけども、さすがに時間が足りないというのが実状です。昨日までで速かったエンジンが壊れたこともあり、朝のウォームアップ走行では新たに組んだエンジンと、それに合わせた車体で走りました。ところがこれが大外れで、すぐに仕様を変えて決勝に備えました。コースインする際に確認してみると、朝よりは良いけど決して芳しい状態ではありません。もうレースなのでこのまま行くしかなかったのですが、正直トップグループを追いかけるパフォーマンスではなかったですね。なるべくスタートダッシュで前に出て速い集団に食らいつかないと厳しいと思ってました。そしてスタート。これはまずまずだったと思いますが、ほとんど予選順位くらいで1コーナーに入り、問題の場所に差しかかりました。そこでハイサイドを起こしてしまい反対側に転んでしまったのです。そこへ後続のマシンがよけきれずに突っ込み、ヘルメットをはねられたみたいなんです。そのあたりの記憶はあいまいなんですが、半分意識を失いながらコースサイドに倒れ込んでしまいました。レーシングスピードで起きた交通事故のようなものですね。こんな経験は初めてです。でも自分のミスなんで、言い訳はありません。あのまま走っていれば、とりあえずそこそこポイントは取ることができたでしょうが、転んでしまっては意味がありませんよね。ただアライヘルメットのお陰で命拾いしたかも。結構傷だらけでしたから、メットは。応援していただいた皆さんには、ご心配をおかけしてしまい恐縮です。次のレースではもっと上を目指して頑張ります」
第10戦 チェコGP
予選 15位
2分09秒702
「初日こそ4番手とまずまずのスタートを切れたのですが、チェコGPではエンジントラブルが頻繁に発生してしまい、かなり厳しい状況です。デトネーションといってエンジン内の以上燃焼でピストンが溶けてしまう症状が続き、思ったように走らないのに手を焼いていました。それでも何とかタイムは順調に伸ばしてきたという感じです。初日は最後のアタックで渋滞にはまってしまい、もう少しタイムを短縮できるという実感はあったものの、4番手に甘んじたというところです。2日目に入っても状況は変わらず、それでもタイムを縮めることができました。ただ朝のフリー走行後にピストンを交換し、その慣らしを予選前半で行い、さぁこれからという時についに焼き付きを起こしたんです。久しぶりで怖かったですが、幸い転倒にならずに済みました。ただこれで走行不能となり、残り時間は他人の走行を眺めるだけに。チームにはストレートでスリップから出て前走車を抜けるようにしてくれと、強く注文をしています。アルサモラのデルビすら抜けない状態なので、このままではレースは厳しいですよ。アプリリアから新しいパーツを供給してもらい、明日に備えます。何とかドイツのような追い上げを披露できるよう、頑張ります」
決勝 9位 「決勝に向けて組み直したエンジンは、デトネーションこそ起きなかったものの、相変わらず遅いままでした。チームにはこれでは厳しいとクレームを付けているのですけど、状況的に進展がないのは本当に辛いです。それでもレースでは自分の腕で何とかリカバーを、と考えていたんです。前走車のスリップをうまく使って前に出られれば、何とか順位は上げられますから。でも実際のところ、スリップで引っ張ってもらうことすらままならないほどマシンは走ってくれません。まずスタートでは加速が悪くてジャンプアップどころか、後続から追い上げられてしまう有り様。しかも1コーナーを過ぎてストレートエンドのS字コーナーで、誰かに接触されてしまったんですよ。いきなりリアが流れて大きく振られたんです。転倒こそ避けられたとはいえ、その区間だけで5台くらいに抜かれました。何台かはすぐに抜いたのですが、そのお陰もあって1周目は21位。ちょっと切れましたね。必死にペースを上げて前を行くマシンを抜いたのですけど、追い上げが効いたのはサードグループくらいまで。そこからはマシンが速いので、簡単に抜けない状況が続いたんです。コーナー進入で抜いても立ち上がり加速で抜き返される展開でした。前がつぶれたこともあって9位まで順位は上がりましたが、その集団に付いていくのが精一杯。残り3周あたりでちょっとミスしたら途端に引き離され、単独走行になったということです。あの状況下での9位という成績は、ある意味納得のいくものでした。もちろんこんな成績に甘んじている場合ではありません。残り1戦1戦を、全力で戦っていきます」
第9戦 ドイツGP
予選 14位
1分28秒595
「どうも苦手なコースなのか、伸び悩んだというの本音ですね。こんなことを言ってる場合ではないのですけども。今回からフレームを換えて、調子は悪くないのですけど、あまりタイムが短縮できませんでした。エンジンも特に大きな問題こそ無いものの、決して速いわけではありません。こんなこと書くと怒られそうですが、どうにもここはうまく自分の走りとかみ合わないようです。予選終了間際には、ラストアタックでタイムを縮めてきたのですが、渋滞にはまってタイムを伸ばしきれなかったのが悔しいですね。あのままうまく走りきれば、2列目までは少なくとも行けました。抜きどころが無いコースなので、スタートで好ダッシュを切れば、タイム差は少ないので勝負にはなるはず。何とか早い段階でトップ集団に追いつき、終盤の勝負に持ち込みたいです」
決勝 リタイア 「朝のフリー走行では3番手でしたが、調子が良いというよりは回りが思ったほどタイムを伸ばせなかったという状況です。相変わらずキャブレターセッティングが思ったように決まらず、 人間が何とかごまかして走らせている有り様。決勝でもキャブレーションの問題からスタートで出遅れてしまいました。レースは序盤1分28秒台で推移し、中盤には29秒台までペースが落ちるだろうと予想していました。何とかそれに対応すべくタイヤも耐久性のあるものを選んだのですが、序盤に追い上げを余儀なくされたので必要以上にタイヤを酷使してしまったのは誤算でした。ただレース中はタイムも安定して出せたし、久しぶりに思ったように順位を上げることができたのは嬉しかったですね。中盤にトップ集団との間を広げないよう意識していたのに、後続の集団を振り切れず順位を落としてしまい、トップ集団に逃げられたことにちょっと焦っていたんです。何とかセカンドグループから抜け出しパブロに追いつこうとしたのですが、キャブレーションの問題から最終コーナー手前の左コーナーでフロントタイヤが切れ込み、あっという間にスリップダウンをしてしまいました。残り3周ほどで、実にもったいないレースをしたと反省してます。ただある程度マシンが仕上がればレースの組み立てが可能だということを、このレースで再認識できたといえるかもしれません。この後、30日に帰国します。今回は短いバカンスなんですが、気持ちも身体もリフレッシュして後半戦に挑みます」
第8戦 イギリスGP
予選 14位
1分38秒889
「今回の予選でも、あまり走らないマシンとの格闘に終始した感じです。毎回エンジンを載せ換えてトライしていますから。それでも思ったように走らず、得意のドニントンでタイムが伸ばせません。特に初日はT3とT4の区間タイムが遅く、それでも何とか7番手は確保していました。当然まだタイムは短縮できるけど、回りもそれは同じ。2日目はもちろんもっとタイムアップを狙って、セットアップとアタックに専念していました。相変わらずT3区間が遅く、厳しい状況には変わりがありません。ブレーキも違うタイプに交換したりしたのですが、最後は人間が頑張るしかないですからアタックに入ったところ、メルボルンヘアピンでハイサイド。運悪く飛んだマシンが足の上に落ちてきてしまったんです。そのため右足の付け根を3カ所も骨折してしまい、タイムも伸ばせないまま予選を終えるはめに。どこかに焦りがあったのかもしれませんね。骨折箇所以外はダメージがありませんけど、折れた足はかなり痛いです。決勝は朝のフリー走行を走って状態を確認してから、となるでしょう。ふがいのない結果で悔しいです」
決勝 リタイア 「最初は折れているという診断だった右足は、ひびが入った程度だったことが判明しました。とはいえ、痛いことには変わりがありません。朝の走行では痛み止め無しで走ったのですけど、痛みは予想以上で決勝は痛み止めを打って走ることにしました。マシンは上での伸びが前日より悪くなったものの、下のトルクが増えて結構戦闘力はありましたから、何とかレースにはなると判断したのです。また痛み止めがかなり効いてくれたので、ライディングの妨げにはなりませんでした。序盤はどちらかというと荒れ模様だったから無理をしないように走っていて、気付けば6位争いになっていました。これ以上トップグループから離されると状況的には厳しいので、何とか後続を振り切ろうとかなり頑張ったのですが、シケインのブレーキングでビンセントが止まりきれないような速度で突っ込んできて、ブレーキをしている僕のハンドルを引っかけていったんです。たまらず転倒してしまいました。TVには映っていなかったので単独のブレーキングミスに見えたかもしれませんが、あれは接触が原因です。ちょっと釈然としない結果ですね。幸い2度目の転倒ではケガも無かったし、次のレースにも支障は無いです。次からはフレームも変わるし、エンジンもあまりに遅いのが明白なので、アプリリアが何とか対応してくれる予定です。得意のドニントンで結果を残せず残念ですが、何となく兆しは見えてきたと思います。悪いことはここまでにして次から巻き返していきます」
第7戦 オランダGP
予選 7位
2分11秒700
「予選初日はそこそこマシンが走ってくれたので、まぁ順当にタイムが伸びたという感じでした。もちろんまだタイムアップは可能なので、マシンを煮詰めて2日目にという感じで余裕があったんです。ところが2日目はエンジンがまるで走らずタイムが全然出ません。壊れたわけではないけども、周囲に比べてというより、前日の自分と比べてもどうしようもなく遅いという状態でした。どんなに走っても、初日のタイムにすら届かない有り様。セッションのほとんどは、その原因を探ることに時間を使ったという形で、最後までタイムが伸びないまま予選7位に終わったのです。決勝に向けてエンジンを1から見直し、原因究明をしないとレースは厳しいですね。もちろんこのままで終わるわけにはいきません。何とか初日レベルまでは戻したいし、しかもレースは雨の予報。雨のデータも足りないし、何より走行時間も少ないのが辛いかもしれません。朝のウォームアップ走行でどこまでマシンを戻すことができるかが、ポイントになりそうです。今晩は多分深夜までミーティングして、マシンを見直す作業が続くと思います。状況は厳しいけどもレースでは何とかなるよう努力します」
決勝 4位 「ウォームアップ走行でマシンのチェックをしたところ、初日以上には速さを取り戻すことができました。ただここではドライで走れましたが、決勝は雨の可能性が大。雨でのデータ不足が心配でしたが、泣き言を言っている場合ではありません。レースはしっかり雨で、強くなったり弱くなったりとコンディション変化が結構あり、難しいレースとなりました。スタートはそこそこだったのですが、序盤はペースをつかみきれずペースを上げられませんでした。アッセンは雨でもグリップする特殊な路面なのですが、アプリリアの限界を少しずつ探りながらの走行となったのです。トップを行くヤンクナーは経験から相当速いペースで走って逃げてしまい、結果的にはセカンドグループからいかに抜け出すかがレースの争点になりました。何度も転びかけながらも、徐々にペースをつかんだのですが、前との差は大きくとても追いつける距離ではなかったのです。何とか3位をとプッシュしましたが、あともう少しというところでハイサイドを2回起こしかけ、結局届かないと判断し4位でゴールすることにしたという感じです。人間がもっと慣れていれば順位も違ったとは思いますね。ただマシンはセットアップが完全とはいえず、結局5速しか使わないで走りきりました。でも何度も転びそうになったり、ダートに飛び出したりした割に、この順位でゴールできたのはラッキーだと思います。次のドニントンでは、一矢報いたいですね」
第6戦 カタルニアGP
予選 7位
1分51秒686
「予選初日からあまりマシンが走ってくれないまま、タイムを伸ばすことができずじまいでした。車体はそこそこ仕上がってはいるのですが、それでもコーナリングが最速ということでもないし、とにかくアクセレーションの悪さから総合的にタイムが伸びないことで苦労してます。何とか2日目にタイムを伸ばせたのですが、これはもういわゆる一発出し。決して楽観できない状態ですね。セカンドローならそれほど問題もないでしょうし。予選後エンジンに問題が発覚し、今はその対処に追われていますけど、まぁ原因が判明しただけでも良かったと思います。身体の方はお陰様ですっかり良くなって、痛みも取れました。ただ気温が高く、走っていてもかなり暑くて大変ですよ。決勝日の天気予報も同じように晴れて暑くなりそうです。明日はこれまでの状態でも付いていくだけならできますし、エンジンが本来のパワーを出してくれれば十分チャンスはあると見ています」
決勝 リタイア 「心配だったエンジンは、ひとまずレースウイーク中の問題を解決してレースには何とか間に合いました。でも今回はクラッチトラブルに泣かされたんです。スタート前に新品で組んでいたクラッチがひどく滑る状態になり、グリッド上でクリーナーを吹きかけて対処したのですけど、スタートから3周はおかしくてペースが上がらなかったのが痛かったです。レバーを離しているのにクラッチが滑っていてマシンが前に進まず、それでスタート直後は何とかいいダッシュを切れたのに、そのアドバンテージをあっという間に無くしてしまいました。それでも少しマシになったので気を取り直してトップグループを追いかけていたんです。少しずつタイムを挽回していたのですが、ギアをロングに変えられたこともあって追い上げは厳しかったですね。ハイサイドを起こしかけたりして、かなり一杯一杯で攻めていました。そしてその翌周にフロントからスリップダウン。ちょっと情けないですね。あのポジションを守り切れば、少なくとも4位ぐらいまでは行けたんですけども。歳のせいか2週連続のレースは厳しかったのかもしれません。今週はうまくレースの組み立てができなかったという反省もあります。でも悪い時はこういうもの。気分転換してアッセンに挑みます。このままでは済ませられないですから」
第5戦 イタリアGP
予選 8位
1分59秒406
「予選初日はマシンも良い感じで仕上がり速かったですね。気分良く攻めることができたと思います。終盤に入ったところでタイムを出し、その後もアタックを続けたのですが、コース上は混雑していてクリアラップが取れません。でも結果的に僕を上回るライダーはいなくて暫定ポールを獲得できました。もう少しタイムは短縮できただけにちょっと残念ですね。ところが2日目に入ってマシンはあまり走ってくれず、朝から苦労することとなりました。何とか調子は戻してきたのですが、昨日の速さには及びません。とはいえみんなタイムを伸ばしてくるのは間違いないし、少しでもタイムを削ろうと考えトライしていました。T3区間でのタイムが伸びず、そこを中心にセットアップを煮詰めていたのですが、そうしたらシケインで思いっきりハイサイドをやらかしたんです。久しぶりに5、6回転も転がって全身が打ち身状態。今はかなり痛みがひどいですけど、レースには出られるので不幸中の幸いかも。何とかレースで上位を目指すよう作戦を思案中です」
決勝 6位 「予選2日目の転倒のため、チームスタッフは朝3時までかかってマシンを修復してくれました。初日からやたら速いという状態ではなかったけど、何とかマシンを直して挑んだんです。身体はあちこち青タンだらけでしたが、何とか走ることができたので助かりましたね。でも決勝ではここところのパターンで、加速がとても悪く厳しい展開が予想されました。スタートでマシンが伸びず13番手くらいに落ち、そこから何台か抜きトップグループの後方にはつけましたが、以外にペースが上がらないようなので付いて行くことはできたんです。ただT1、T2区間のコーナー出口で置いて行かれるし、それを取り戻すにはコーナー進入でかなり無理な突っ込みを強いられました。付いて行けても前に出られない展開のまま終盤になり、ちょうどボルソイとペルジーニの2台が前から離されたのですが、この2台を抜けないまま僕も引き離されてしまったんです。序盤に無理してでも抜くべきだったのでしょうが、ただでさえ加速で置いて行かれるのでそれは容易でなかったですね。最後トップ集団で2台転倒があり、僕が居たセカンドグループが6位争いになりました。この2台は何としてもと最終ラップに頑張り何とか6位でゴール。今日の状態ではラッキーな方でしょう。これから高速サーキットのレースが続くだけに、エンジンを何とかしないといけないですね。チェッキネロのマシンはあれだけ速いし、そうなれば勝つための組み立ても簡単ですよ。今は身体を休めて、次に備えるだけです。応援ありがとうございました」
第4戦 フランスGP
予選 2位
1分43秒743
「予選2日目は雨となってしまい、結局初日の順位でグリッドが決まってしまいました。初日は新エンジンを搭載し、かなりセッティングも決まって速かったのは間違いありません。ただちょっと早い時間帯にタイムを出しすぎたかな。あまりにもあっさりタイムが出たのですが、そこで一旦止めてピットに向かったんです。そこでセッティングを少し変えてコースに出たら、これが見事に外れてしまいタイムを上げるどころではありませんでした。変更前のセッティングであとコンマ5秒近くはタイムが伸ばせたという実感があっただけに、悔しいですね。もう1周走っておくべきだったのかも。でもフロントローですし、レースには十分でしょう。決勝の天気がちょっと心配なんですけど、ドライなら勝機は十分あります。ただ雨だと厳しいかな。まだアプリリアを完璧に把握するというか、乗りこなしていないのだと思うけど、もちろんそんな泣き言を言っている状況じゃありません。良い結果で次につなげていきたいです」
決勝 6位 「多少濡れた場所はあったもののドライでの決勝となり、気合いを入れてレースに挑みました。しかし決勝では予選までの速さがマシンに無く、かなり厳しい展開となったんです。オープニングラップにトップに立ち、それこそ全力でプッシュしたのですが、ペドロサのマシンは圧倒的スピードで離れてしまいました。それでも2位争いの集団に何とか食いついて最後まで諦めずにと攻め続けたのですが、速度差はかなりありましたね。終盤にはスリップが効かない距離まで差を広げられ、付いていくことができなくなったんです。それでも5位は何とかキープしようとしていたのですが、周回遅れと接触しブレーキレバーが曲がってしまい、それを直している内に後続に追いつかれる有り様。追いつかれるとまたしても速度差は明確で、為す術もなく抜かれてしまうという屈辱を味わいました。マシンが遅いことをチームクルーも目の当たりにして、レース後は下を向いていたほど。予選での速さが決勝で発揮できていないレースが続いているだけに、この状況を打破しないといけません。次はアプリリアの本拠地であるムジェロです。ここで何としてもキッカケをつかんで追走に入りたいですね」
第3戦 スペインGP
予選 6位
1分49秒021
「初日、2日目と車体のセッティングに悩まされることになりました。どうしてもうまくマシンを曲げることができず、その原因が判らないまま予選が終了したということです。エンジンもそれほど速い状態ではなくて、タイムを上げるのが厳しい状況でした。予選終了後に車体に関してはやっと原因が判明し対策もできたのですけど、決勝日のフリー走行20分だけで、どこまでセットアップできるかが課題になりますね。ヘレスではある程度データがあったとはいえ、それは昨年仕様でのもの。ニューマシンになってから車体をサーキットごとにセットアップするのに、時間が掛かり過ぎかもしれません。もちろんできる限りのトライをして対処してますが、ちょっと後手後手に回っている状況です。決して楽観できる状態ではありませんが、このまま終わらせるわけにはいきませんから。明日は何とか上位に食い込めるよう、頑張ります」
決勝 8位 「朝のフリー走行では嘘のようにマシンは快調で、車体も良く曲がるしエンジンも結構速い状態でした。これならレースでは十分戦えると思っていたのですが、今回はタイヤが外れてしまったんです。ごくまれなケースですが、同じタイヤなのにまったくグリップしなくて驚きました。またエンジンも朝ほどは走らなくて、特に加速が悪かったですね。グリップしないタイヤにもかかわらず、かなり速くアクセルを開けているのにスピードが乗らないんです。これはスタート時の映像にもしっかり映っていたと思います。それこそ回りのライダーに置いて行かれました。必死になって追い上げたのですが、あれ以上はペースが上がりません。後半になって6位争いになったのですが、ブレーキングで追突しそうになり、それをよけたらフロントが巻き込みあやうく転倒してしまいそうになって、結果2台に逃げられてしまいました。ちょっと自分が甘かったですね。油断したんだと思います。転ばずポイントを得られたのは幸いでした。次は好きなコースであるフランスです。我慢のレースでなく、攻めのレースができるよう頑張ります」
第2戦 南アフリカGP
予選 PP
1分40秒834
「鈴鹿とは違って初日からドライでしっかりと走ることができ、マシンのセットアップも進みました。エンジンも車体もほぼ自分の思い通りに仕上げることができ、予選では狙いどおりタイムを出すことができたと思います。2日目の予選では41秒1を出した時点でポールを獲れると思い、残り時間は自分よりもタイムを出したライダーとのタイム差だけを確認していたんですが、残り1分を切ってパブロに抜かれてしまいちょっと焦りましたね。何とかプッシュして最後の区間でタイムを詰め、ポールを奪い返すことに成功したんです。41秒1を出して次のアタックは止めたのですが、そのままさらにアタックすれば40秒中盤は行けるという手応えがありました。ちょっと油断したかも。でも今回のレースから僕だけでなく、ずっと二人で走ってます。2001年の南アでは僕も大治郎もポールtoウィンでしたから、それを再現するよう明日も頑張りますので、応援よろしくお願いします」
決勝 4位 「決勝に向けての作戦としては、もちろん逃げられるかどうかが課題でした。ただ気温が高くてタイヤに不安があったので、フロントタイヤの選択に悩んだんです。硬いタイヤだと持ちは良いけどブレーキングが厳しく、柔らかいとレース半分の周回ならラップをコンマ5秒くらい上げられるけどその後のタレが心配。結果硬いタイヤで走ったのですが、思った以上にペースが上げられません。でも41秒中盤をキープすれば勝てると思ったのですが、後続が最後まで振り切れないのには驚きました。最終ラップが勝負と思い、でもバックストレートエンドでトップを保てれば勝てるし、前に出られると考えていました。だからペドロサに先行されてもチャンスはあるはずでしたが、直線で抜ききれず誤算でしたね。それでも最後の勝負と思っていたら、34番の若造にラインをふさがれそこで終わり。とても悔しいです。ホンダ勢の低速域からの加速の良さに、やられたという感じです。マシンもそんなに遅くなかったし、かなりプッシュをし続けたのは事実です。転ばなかっただけ、良かったのかも。でも闘志は衰えてません。次は巻き返してみせます」
第1戦 日本グランプリ(鈴鹿サーキット)
予選 18位
2分19秒646
「あいにくの雨でタイムを出すタイミングを逃してしまいました。2日目はレインタイヤが嫌だったので早めにスリックを使いました。ドライでのデータが欲しかったんですよ。でもあまり路面は回復しなくて、タイムを伸ばし切れませんでした。初日はちょうどペースを上げつつあり、路面が濡れ出す前にと考えていたところ、新シケインでオーバーランしてしまい、ピットに戻っていると完全に雨。ちょっと消化不良です。新しいマシンでデータが無いので、なるべくドライを通して走りたかったんですけども。でも明日は晴れるみたいだし、マシンがちゃんと走ってくれれば勝機はあると思います。本当は初戦をポールポジションで飾りたかっただけに、悔しいですね。明日はこの思いを晴らすべく、全力で頑張ります。今シーズンも応援をよろしくお願いします」
決勝 6位 「朝のフリー走行で決めた仕様が決勝では微妙にずれてしまい、ロング気味に振ったギアレシオでは単独走行ではスピードが乗りませんでした。結局トップグループと同じペースにしかならず、追い上げが届かなかったです。悔しいですが、それでもここまでもってこれて、5位になれたのは良かったですね。スターティンググリッドが後方だったのが最後まで響いたし、硬めのタイヤだっったので序盤はペースアップが厳しく追走が遅れたのがすべて。レース後はチェッキネロがなぜか復帰し6位になったのがどこか納得はいかないし、最終ラップにイエローフラッグが出ていたのに抜いてきた奴にも腹が立ちますよ。でもレースの形が取れたのは、正直嬉しかったですね。走ったという実感はあります。まだ残りは15戦もあるし。勝つことは出来ませんでしが、手応えは十分です。応援していただいた皆さん、期待に応えられずごめんなさい。このカリは必ず返しますから」