R E S U L T & C O M M E N T
2001シーズンコメント
第16戦 ブラジル(リオ)
予選 PP
1分58秒676
「ブラジルでもフリー走行からマシンセットアップは順調に進み、良い感じで仕上がっています。ただこのコースはギャップが多くて、ライダーにもマシンにも負担が大きいのがやっかいですね。特にタイヤを普段使うスーパーハードが使えず、やむなくハードを使いました。固いタイヤではそれだけ厳しいということですね。また連日の走行で身体の疲労がたまって、たまらずマッサージを頼んだほど。2日目はもっとタイムアップを狙っていたのですが、完全にフリーとなるラップが無くて、攻め切れませんでした。それでも少しは2番手以下との差を付けられたし、決勝でも僕が本気で攻めたら誰も着いてはこれないでしょう。それだけの自信はあります。レースは、最初の5〜6周は様子を見て、それからいつものパターンに持ち込みたいですね。勝つことしか考えず、走ります」
決勝 優勝

「朝のフリー走行から雨だったのですが、どうもレインセッティングが決まらず、このまま決勝だと厳しい状況でした。何としても勝たなくてはいけないのに、本当に辛かったです。それでも何とか決勝までにセットアップをやり直したんです。レース直前はまだ路面が濡れていたのですが、僕自身はカットスリックをチョイスしようとしていました。メカニックがイタリアの時のようなことを避けるべくレインタイヤを奨めるので、納得して走ったんです。でもこのレースは、本来ならカットスリックが正解でしたね。レインタイヤは5周もすればボロボロでしたから。幸い追いかけてくるライダーが転倒したのでリードは保てましたが、サンナの追い上げには苦しみましたよ。シーズン途中のレースならあそこまでプッシュはしなかったですね。とにかく勝たなくては意味がないから、本当に集中して攻め続けました。これまでのどのレースよりもハードでしたね。結果勝つことはできましたが、シリーズチャンピオンには及びませんでした。応援していただいた皆さんの期待には応えられませんでしたが、やれるだけのことはやり遂げたという実感はあります。チャンピオンになれなかったことは本当に残念だけど、これまで応援していただいたことがとても励みになり、ここまで頑張ることができたと思います。本当にありがとうございました。この悔しさは、きっと来年晴らします。これからもよろしくお願いします」

第15戦 マレーシア(セパン)
予選 2位
2分15秒516
「マレーシアに入ってからも、比較的順調にマシンセットアップが進みました。ただ寒かったオーストラリアから一転して、真夏のマレーシアの気候は対処に苦労したかな。金曜日も土曜日も朝のフリー走行では雨が降り、午後は晴れるけど強烈に蒸し暑い状況だったんです。予選では両日とも、セッションの終盤にマシントラブルが起きてしまい、タイムを詰め切れませんでした。2日目は特に路面コンディションが落ちて、タイムアップが厳しかったですね。それでも何とかラップ短縮の目処はついたのですが、トラブルでポールポジションを獲り損ねたという感じです。ただフリー走行でも予選でも、そこそこにマシンは仕上がったし、決勝に向けての良い手応えはありました。決勝は自分の得意な展開に持ち込めそうです。序盤に2分15秒台をキープできれば、逃げることができるでしょう。とにかく僕には優勝することしかありませんし、それだけに集中して決勝に挑みます」
決勝 優勝

「今日も一番暑い時間帯にレースが行われたのが、GP125クラスでした。敵はこの暑さかもしれないと思ったほどです。マシン的には特に問題はありませんでしたし、早い段階で逃げられるように作戦を練りました。スタートしてトップに立ち、早々に2分15秒は出せたのですが、思ったほどに引き離せません。コンスタントにこのタイムを出す自信はあったのですが、それでは簡単に後続を引き離すことはできませんでしたね。トップ争いにボルソイが絡んできたのは予想外で、彼のマシンのスピードが伸びていたから容易には引き離せなかったんです。ボルソイの後ろで走るのは簡単だったけど、それでは集団から抜けられないし、それは僕の考えている展開ではありません。そこで中盤に入る前にトップを奪い返し、そのままかなりハードにプッシュしたんです。2分14秒台に入ったのは想像以上でしたが、そのプッシュが功を奏してリードを奪えました。それからは後続との間隔を図りながら、いつものようにレースをコントロールできたと思います。最終ラップの最終コーナーでペースを落として、後続がどうなったかを確認したのですが、残念ながら一番来て欲しくないポジャーリが2位で立ち上がってきたのが見えました。それでも良いレースができたことは嬉しいですね。たくさんのメッセージが励みになったし、その期待に応えることができたのも嬉しいです。チャンピオンシップは最終戦のブラジルに持ち越せたけど、僕はもう勝つことだけしか考えることがありません。良いレースを、次も見せます」

第14戦 オーストラリア(フィリップアイランド)
予選 3位
1分37秒975
「オーストラリアの初日は、とても気温が低く雨も降ったりして、タイムを出すような状況じゃありませんでした。2日目になって少し気温も上がり少しはましになったのですが、相変わら風が強く軽量級の125ccクラスはとても走りにくい条件でしたね。それでもマシンはそこそこ仕上がったし、結果は3番手だったけど悪くない状態です。強風対策としてカウルに穴がたくさん開いた仕様をテストしたところ、コーナーは良いけどもスピードが落ちてしまいました。明日のフリー走行では、カウルも含めてもてぎ仕様をもう一度テストしてみる予定です。ちょっと人間のほうが疲れ気味ですが、レースに支障をきたすことはありません。レース展開はおそらく混戦模様となるでしょう。おそらく逃げるのは厳しいし、他のライダーも逃げを打つことはないんじゃないかな。終盤勝負に備えていきます」
決勝 優勝

「朝のフリー走行で2台のマシンをチェックしたけど、どうももてぎで使った1号車、つまり古い方のマシンが良い感じなので、それで走ることを決めたんです。カウルは混戦を考慮して穴開きタイプを選んでいます。少しでもコーナーで有利にして、最後の勝負に備えておいたということですね。決勝はほぼ予想したような集団での接近戦になりました。様子をみながらも序盤にトップに立ち、一度逃げられるかどうか確認したんですが、これまた予想通り抜け出せません。そこで一度後ろに下がり集団の走りを観察していたんです。スリップがとても効くので集団だと楽に走ることができるしスピードも乗るけど、これが単独になると相当厳しかったかな。終盤に入りちょっとしたタイミングで前に出たのですが、この時『逃げられるかも』という予感がありました。勝負のあやというか、そういう雰囲気の時ってあるんですよ。それで全力でプッシュしました。何度も転びそうになったけど、4秒近いリードを広げられたんです。後続では単独で抜け出せそうなライダーはいなかったから、これで勝った思いましたよ。後続がどうなっていたのかは判らないけど、とにかく自分にできる仕事としてはベストな結果だったでしょう。次も同様に狙っていきます」

第13戦 パシフィック(もてぎ)
予選 PP
1分58秒603
「たくさんのファンが見に来てくれた今回は、久しぶりのポールポジションをゲットすることができました。HPで応援してくれたみなさんも含め、本当に感謝しています。初日のフリー走行では、バイクの乗り方を忘れてしまったのかと思うほど乗れなくて焦りましたが、去年の反省から無理はしないように意識してセットアップに集中していたんです。昨日はタイムアタックをしなくてもそこそこタイムが出たし、今日も順調にセットアップが進み、午後の予選を迎えました。マシンがうまく決まったので、タイムも予想に近いものが出ました。最後のアタックは最終コーナーでシフトミスしたのであのタイムでしたが、思った通りなら54秒4は行けたでしょう。とにかくマシンは2台共決まったので、どちらで走るか明日の朝の状態で決めます。逃げたいのはやまやまですが、混戦になる可能性は高いと思います。それでも応援してくれる皆さんの、記憶に残るような良いレースをしたいと考えています。応援よろしくお願いします」
決勝 優勝

「本当に待ち望んでいた優勝を大勢のファンの目前で決めることができて、心の底から嬉しく思っています。自信を失いかけていただけに、すごく不安もあったのですが、マシンのセットアップも順調に進み、狙ったとおりのレース展開に持ち込めたと思います。もてぎでは本当に多くの人から励ましていただき、またこのHPでも応援してくれる暖かいメッセージをたくさんもらっていましたから、それが励みになったことは間違いありません。本当にありがとうございました。レースは朝のフリー走行で確認したところ旧型車の方が速かったので、そちらを使用しました。ただ路面のグリップが今日はあまり良くなくて、ペースが当初の予想より低くなったんです。ひとまずガソリンが減るまでは慎重にと思ったのですが、前のライダーのペースが遅すぎたので、早めに抜いてペースアップしてみました。でも思ったほど速く走れず、後ろも離れなかったから、厳しいかなと考えていたんです。それでも少しずつペースを上げるよう努力していたら、後方で転倒する音が聞こえました。振り返りはしなかったけど、ボードで「24OUT」を確認し、さらに後方が離れたことを知りました。あとはもうタイム差だけを意識して、最後まで集中したんです。この勝利で得たモノは本当に大きく、残り3戦も同じように走るよう頑張れるはず。最後まで諦めず、追い続けたいですね。本当にご声援ありがとうございました」

第12戦 スペイン(バレンシア)
予選 10位
1分41秒209
「今回はポルトガルGP後に大変な土産をもらってしまったのが誤算でした。というのも悪性のウイルスに感染し、陽平君共々ダウンしたんです。何とか熱は収まったけど、下痢がひどくて体調が完璧にはほど遠く苦労しました。予選の最後にはタイムアタックをかけてもう少し前に出るようトライしていたのですが?ラスト1周のアタックに入る直前に電気系のトラブルが起きてしまい順位を上げられなかったんです。それがなければ1分40秒後半は行けたはず。2列目は確保できたと思うんですが。どうもスペイン人達が速いですね。もちろん明日は逃がすつもりはありません。予選後の夜から大雨が降りだしてます。明日も雨の予報なのでウエットなら序盤は我慢して後半に勝負をかけ、雨が降らずドライならば最初からガンガン行きます」
決勝 4位

「もう情けないリザルトで、自分に腹が立ちます。スタートしてみるとトップグループのラップタイムペースは予想よりも遅くて、ガソリンが満タン状態の時は結構厳しかったけど、軽くなってきてからは何とかなると思いプッシュしました。混戦は予想していたし、それなら勝ち目もあると思っていましたから。後半雨がぱらついてきたので、あまり後ろにいるのは得策じゃないと考えて順位を上げたのですが、あまりに簡単に前に出ることができたので、いったんペースを上げて逃げを打ってみましたが、タイヤのチャタリングがひどくてあれ以上速くは走れず案の定リードを広げることは無理でしたね。それで雨の状態とポジショニングを考えて走ったんですが、最後にはやりたくないブレーキング競争となり、ラインをふさがれて加速が遅れてしまいました。もうあんなタコ突っ張りのダーティなレース展開はこりごりです。タイトルはもちろん諦める状況じゃないけど、それより何より勝ちたいですね。もてぎではクリーンな、ぶっちぎりの展開で決めたいです」

第11戦 ポルトガル(エストリル)
予選 2位
1分46秒045
「予選初日は新型があまり調子良くなくて旧型を使いセットアップしたのですが、これがかなり良い感じで仕上がり、トップタイムをすんなり出せました。2日目の今日は新型のセットアップにトライし、これもかなり良い感じになったのですが、仕上がるまでに時間がかかり、最後のタイムアタックで決勝を想定した固めのタイヤを選んだこともあってポジャーリのタイムを抜けませんでした。昨日アタックしたタイヤなら1分45秒7位は行けそうだったんですけど、ちょっと失敗でしたね。まぁ、柔らかいタイヤを使わなくてもコンマ1秒差だから悪くはないでしょう。決勝はなるべく先頭でレースをコントロールして、少しでも前でゴールします。特にエリアスには先行されないようにしないとね。当面のターゲットですから」
決勝 2位

「朝のフリー走行で旧型の1号車と新型の2号車を乗り比べて、ひとまず1号車のフィーリングが若干良かったので、そちらで決勝を走る予定でした。ところがすでに何戦か使用してパーツの耐久性に不安があるということで、決勝直前に2号車で行くことになったんです。差はほとんどないし、問題はなかったのですが、どうも同じエンジンを積んだポジャーリのほうが速かったですね。序盤様子を見るため後ろに下がってチェックしたりしてみたけど、僕以外がトップに立つとペースが上がらず、前に出て逃げを打つことにしたんです。ところが1台だけ離れず付いてくるし、しかもコーナーはともかく直線で余裕があるようで、逃げ切れませんでした。最後は後ろにいては勝ち目がないし、前で少しでも引き離したかったけど、あれが精一杯。悔しいのは間違いないけど、できるベストは尽くしました。それに少しだけですが、ポイント上はエリアスに近づけたし、残りは5戦もあります。まだまだわかりませんから。もちろん最後まであきらめず、チャンピオンを狙います」

第10戦 チェコ(ブルノ)
予選 2位
2分9秒174
「ムジェロでテストしたニューマシンをチェコGPに投入し、初日からセットアップをしてきました。テストでの感触はなかなか良かったのですが、実際それを使ってセッティングをしてみると、マイナートラブルは多少あるもののやはり戦闘力が高まっています。おかげでタイムも伸び順調だったのですが、今回はレースに関係ない敵にやられてしまいました。それはハチ。日本で見る足長蜂にそっくりのハチが無数に飛んでいて、これがブーツの隙間から入り込んで3回も刺されたしまったんです。モニターにも大きく映っていたそうですが、手でハチを振り払いながらタイムアタックをするはめになりました。せっかく良い感じでタイムアップし、ポールを獲ろうとしたのですが、痛さに負けました。それが無ければ、という結果ですので、心配はしてません。決勝ではドニントンのような展開を狙います」
決勝 4位

「ニューマシンの仕上がりは悪くないけど、決勝レースは予選までの速さが見られず、逃げ切るのは難しい状態でした。加えて気温が高く、路面温度が50度くらいまで上がり、タイヤには厳しくペースを上げられなかったんです。去年よりレースタイムは遅いですから。これはライバル達も同様だとは思うけど、終盤まで混戦となることは避けられなかったですね。それでも十分優勝も可能だと思ってレースを組み立てていたのですが、エリアスにぶつけられたことで予定が狂いました。肩のあたりにアタックされ、あそこでラインを外して下がるしかなかったんです。相当キレたのは本当で、すぐに追撃して一気にトップを狙ったのですが、2台抜いて3位を狙ったところでサンナが転倒。ブレーキをかけるしかなく、そこで順位は決まってしまいました。4位というリザルトより、エリアスにポイント差をつけられたのが悔しいですね。チャンピオン争いは厳しい状況になったけど、とにかく優勝を重ねて挽回していきます。やれれっぱなしというわけにはいかないですから」

第9戦 ドイツ(ザクセンリンク)
予選 8位
1分30秒775
「う〜ん、ちょっと情けない結果でしたね。記録も途絶えてしまい、残念です。昨日からマシンの足回りに悩んでいて、どうも今ひとつ攻め切れません。うまく乗れないのが悔しいですね。コース改修で昨年データのギアレシオがうまく合わないのも、微妙にリズムを狂わしていました。今日は最後にアタックに出て、何とかしようと気合いを入れたのですけど、右コーナーが少なくタイヤの暖まりが悪いので注意しないといけない区間でスリップダウン。人間にダメージはなかったけど1号車が壊れてしまい、グリッドも上げられませんでした。でもトップとのタイム差も少ないし、明日の20分間のフリーで仕上げて決勝は上位に食い込みます」
決勝 19位

「エンジンを積み換えて2号車のセットアップをやり直したのですが、フリー走行では80%位の感触に仕上げることができ、これなら何とか戦えると思って決勝に挑みました。ところが、ご存じのようにコースアウト。あのコーナーは6速から4速に減速して入るコーナーだったのですが、ギアチェンジがどうも渋くて困っていたら、本当にギアが落ちなくなって6速のまま飛び出してしまったんです。幸いダメージは少なく、再スタートできたんですが、10台くらい抜くのがやっと。ちょっと周回数が足りませんでしたね。トップと同じくらいのタイムで周回できたし、特別焦ったりもしていなかったので、あれさえなければ、と考えると残念です。チャンピオンシップは厳しくなってきました。でも、もちろん諦めたりはしません。これから一旦帰国し夏休みですが、当初お盆明けまで居る予定を繰り上げてヨーロッパに戻り、新型マシンをテストします」

第8戦 イギリス(ドニントンパーク)
予選 2位
1分38秒854
「ケガの具合は相変わらずというか両手の小指に痛みはまだ残ってますが、感覚はかなり戻ってきてライディングに支障をきたす事はないと思います。マシンの調子もいい感じで仕上がってますし、人間の方も気分的には乗れています。初日の2番手からポールポジションを狙っていたのですが、土曜日の予選ではあいにく雨がふってしまい、ラップタイムを更新できず結局2番グリッドでした。ここは僕にとっては得意なコースですし、雨が降らなければポールも獲れたと思います。ちょっと残念ではあるけど、まぁ、あくまでも予選ですし、大事なのは決勝ですから。明日は精一杯頑張って久しぶりの表彰台に立ちますので、応援よろしくお願いします」
決勝 優勝 「朝のウォーミングアップ走行でもマシンの感触は良く、キャブもサスもいい感じでした。これなら勝負できると、久しぶりに確信できたかな。スタート直後はちょっと若い衆と遊んでしまいましたけど、先頭に立って引き離しにかかったら、うまくリードを広げることができたんです。ドニントンは前半の高速セクションと、荒れた路面の最終コーナーが特に好きなんですが、さすがにペースを上げているときは何度かヤバイ場面もあったことを白状しておきます。安全マージンを稼ぐことができた後は、ひたすら後続との間隔を確認しながら余裕で走り切ることができました。本当に久しぶりの表彰台、しかも優勝という結果を残せて満足ですね。皆さんの応援に応えることができたことが、とても嬉しいです。レース後のインタビューでも、思わずそのことをしゃべりましたけど、情けない結果の時でも励ましてくれる事が支えになったのは本当ですから。これからもこの調子を維持するよう頑張りますので、よろしくお願いします」
第7戦 オランダ(アッセン)
予選 3位
2分12秒393
「前回のカタルニアで負った骨折はかなり腫れや痛みは取れてきたのですが、古傷でもある左手の小指が関節まで縦に避けていて、予想したより直りが悪くライディングに影響が残ってしまいまいした。マシンはそこそこの仕上がりではあるんですけど、ハードに攻めようとするのが難しかったんです。それでもトップから大きく離されることもなく3番手になれたので、とりあえずホッとしてます。それにしてもフロントローにつけた3台のアプリリアが速いですね。僕のマシンももう少し速ければ楽なんですけど、このままでは逃げ切りに持ち込むのは厳しそうです。ただタイヤや車体の仕上がりには不安がないので、上位に食いついて行って後半で勝負ですね。少しでも多くポイントゲットします」
決勝 リタイア 「今朝のウォーミングアップでは雨のセッティングが決まり、これなら行けるという確信が持てたんですが、小さいトラブルがいくつか出たことと本人の集中力が途切れたことで、転倒してしまいました。まったくもって情けない結果です。ペースが上がらなかったのは、朝とキャブセッティングが大きく変わったことが原因で、スロットルワークがシビアな上に速さもなく、とても上位を追うような状況ではなかったから、あのポジションをキープすることに集中していたんですが。シフターがウォーミングアップラップで壊れたり、なぜか悪いことが重なったという感じですね。左手の小指はだいぶ良くて操作に支障はなかったけど、過敏なスロットルワークと格闘しているうちに、走りの方の集中力が落ちたんだと思います。ペースをもっと落としてもよかったのに、ラフになってしまったと反省してます。失ったポイントの事を考えれば考えるほど、本当に悔しいです」
第6戦 スペイン(カタロニア)
予選 3位
1分52秒146
「今回は出だしのアクシデントがすべてに影響してしまいました。フリー走行でエンジンが焼き付いて転倒し、右足の甲の骨が欠け、左手の小指が折れてしまったんです。さすがに痛みがひどく、午後の予選をキャンセルしようと思ったくらい。翌日は少しましになったけど、思い切り走れるような状況ではありませんでした。気持ち的にはポールを獲るくらいでいましたが、マシンコントロールに苦労して3番手に終わりました。連続記録更新ができず残念ですが、フロントロー獲得の記録は残ったので少しは気分が良かったかな。明日は厳しいレースとなるのは間違いなく、何とかシングルで入賞できればいいですね。弱気に思われるかもしれないけど、冷静に考えればそれでも大変かも」
決勝 5位 「予選の後半からエンジンの状態が悪く、ウォームアップでもあまり良い感触が戻らず、かなり厳しい状況でした。もともとそれほどマシンが速いというわけでもなかった上に、身体の状態もひどかったんです。痛み止めが左手には効くけど、右足にはあまり効かずこれは辛かったな。でも泣き言は言ってられないから、気持ちを集中してレースに挑みました。レースが始まると、やはりマシンのスピードがイマイチ。ただでさえ厳しいのに、とにかく集団に付いていくよう努力しました。後半、集団の前に出る機会があったのでスパートしてみましたが、戻ってきたメインストレートの先で5台いっぺんに抜かれるなど、とにかく1台でも多く抜けるよう我慢しつつ走りました。その結果が5位でしたけど、とりあえずは上出来だと思います。マシンコントロールもままならないけど、コーナーでは集団に負けませんでしたよ。結果ポイントが取れたのですから、流れは上向きだと考えています」
第5戦 イタリア(ムジェロ)
予選 ポールポジション
1分59秒246
「フランスGPが終わってからチーフエンジニアのハラルドさんの所に行って新しいエンジンを組み上げてきましたが、これがそこそこの速さを見せてくれてポールポジションを獲得できました。昨日はエンジンの煮詰めに時間を取りましたが、今日は車体のセットアップを進められたんです。ムジェロは長い直線と中速コーナーの多いところですが、明日は多分誰も逃げることができないでしょう。もちろんスタートが決まれば、僕は勝負に出たいですね。少なくともこの前のフランスの逆パターンになるよう努力します。この2週間はほとんど放浪の旅状態だったので書き込みができませんでした。ここイタリアも回線がうまくつながらず困ってます。明日は良い報告ができるよう、頑張ります」
決勝 18位 「1回目のスタートはなかなか良くて、逃げられるとペースアップしたのですが、その途端の雨で赤旗中断。再々スタート前には完全なレインコンディションだと判断して前後レインにして、グリッドに付くまでに雨でも調子がいいことを確認していたんです。ところがチームスタッフが雨は上がって乾くという判断でリヤにカットスリックを装着してしまったんですよ。慌ててレインに戻すよう指示してリヤのアクスルシャフトを抜きかけた途端、IRTAサイドから作業中止と言われ、やむなくスタートすることになりました。スタートではホイールスピンがひどく加速が鈍り、何よりカットスリックではペースを上げることができません。若干乾いてペースは一度上がったけど、終盤の雨でペースダウンするしかなくて、あの順位でしかゴールできずとても悔しいです。レインなら表彰台は簡単だったんですけど。まぁ、嫌なことは忘れて次戦に挑みます」
第4戦 フランス(ル・マン)
予選 ポールポジション
1分47秒494
「予選初日から調子はまずまずだったんですが、今日の午後、予選序盤に転倒してメインカーを壊してしまったんです。仕方なくTカーで走るしかなかったんですが、メインカーほど調子が良くなかったので、かなりプッシュした結果、何とかポールを獲ることができました。メインカーなら46秒台も狙えただけに、タイム差を付けられなかったのが悔しいですね。転倒で左手首をちょっと痛めましたが、大きなダメージではありません。明日はメインカーを修復して走るか、Tカーを仕上げて行くか、どちらで走るかを悩んでいます。フリー走行の感触で決めます。このサーキットはタイヤの不安がないから、ポイントを取り返すよう頑張ります。決勝でも応援よろしくお願いします。」
決勝 11位 朝のフリー走行でメインカーで行くか、Tカーで行くかを決めたのですが、どちらも昨日より調子が出ないくて、悩んだ結果Tカーの方を選んで決勝にのぞみました。でもスターティンググリッドに付く前に、セッティングが外れていたことはわかったんです。何とか少しでも上位でゴールできるよう、最大限の努力はしたのですけど、予想以上に状況は悲惨でした。レース終盤にはポイント獲得すら難しいくらいスピードが乗らなくて、どうしようかと思ったほどです。辛うじて11位でゴールすることはできまましたが、それが精一杯だったのが残念です。それでも昨年の同じ時点よりは、5ポイント多いことが救いかもしれません。応援してくださった大勢の皆さんにはこれだけしか言えませんが、次こそ挽回できるようチームを挙げて努力します。レース後はチーフエンジニアの所へ僕も行き、マシンに改良を加える予定にしています。」
第3戦 スペイン(ヘレス)
予選 ポールポジション
1分48秒002
「予選2日目の朝までサスペンション関係のセッティングが決まらず苦労していたのですが、何とかセットが決まりポールポジションを獲得できました。実はそのタイムを出した周は後半でミスをしてしまい、1分47秒台には届かなかったのが残念だったかな。その後は渋滞がひどくて、タイムアタックができませんでした。明日の課題はやはりタイヤですね。耐久性に不安があるので、混戦状態はやっぱり避けたいです。良い結果につなげるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします」
決勝 リタイア 「タイヤに厳しいレースと考えていましたが、予想以上に早く消耗してしまい、最後は自分のミスもあって転倒リタイヤに終わり、とても悔しく情けないレースでした。応援してくれた皆さんには、本当に合わす顔がありません。東君の後ろにいるとコーナーで追いついてしまいタイミングが狂うし、前との間隔が開くのが嫌で前に出たのですが、仕掛けるのは早すぎたようです。転んだ所は160q/h位スピードが出ていたので、転がってもなかなか止まりませんでした。今年これが初転倒になったのですけど、これが最後になるようにしたいですね。どうもスペインは相性が悪いようです。気持ちを入れ替えて、次のレースはポイントを取り返します」
第2戦 南アフリカ(ウェルコム)
予選 ポールポジション
1分42秒059
「今日も調子は良くて、鈴鹿のときよりははるかに楽な状態でポールを獲ることができました。最近予選の終盤は混雑がひどく、クリアラップを作るのが大変です。最後のアタックに出るのが遅れたので、フルにアタックできませんでした。もしクリアなら1分41秒7〜8は行けたかも。明日の決勝レースはタイヤチョイスが勝負のポイントになると思います。このサーキットは路面が荒れていて、タイヤの消耗が激しいですから。序盤4〜5周は様子を見て、それからですね。ここのところ凄くアクセスが伸びててビックリしてます。皆さんの期待に応えるよう、頑張ります」
決勝 優勝 「とりあえず今季の初勝利を得ることができて嬉しいです。皆さん、応援ありがとうございました。掲示板の書き込みに応える時間が無くてすいません。予想を上回る量だったこともあり、対応しきれませんでした。今回のレースは予選から調子いい状態がキープできて、決勝でも問題なく走ることができたと思います。序盤は様子を見てタイミングを見計らい逃げを打って、そのマージンで後半は後続との距離だけを意識するという、予定どおりのレースに組み立てることができました。実際にはリアブレーキにトラブルを抱えたり、フロントタイヤが15周位で終わったりしていたのですが、後続もタイヤはきついようでしたね。とにかく、この勢いでヨーロッパラウンドも頑張ります。これから応援、よろしくお願いします」
第1戦 日本グランプリ(鈴鹿サーキット)
予選 ポールポジション
2分14秒686
(コースレコード)
「あまり嬉しい状況とはいえませんが、ひとまずはポールポジションを獲得できて良かったと思います。午前中のフリー走行のときのほうが、楽に速いタイムを出せたんです。ちょっとマシンの仕上がりが納得できないですね。同じマシンのポジャーリは別の仕様で速かったので、明日のフリー走行では今朝の状態に戻してチェックし直します。決勝ではいつものように逃げのレースで行きたいですけど、それができなければ混戦のなかで様子を見ながら戦います。今年は手堅くクレバーにをテーマに走りますが、もちろん勝てるレースは狙っていきますから」
決勝 2位
40分59秒259
「朝のフリー走行で再トライしてもセッティングが決まらず、決勝もマシンが走らなくて2位に終わりました。スタートでは前に出られたので、後続を引き離せるか試そうとしましたが、逆に簡単に前に行かれる状態で、ついていくのが精一杯。とにかくガソリンが軽くなる後半に勝負と思いました。ラストラップはチェッキネロのスリップをバックストレートで使い前に出ようとしましたが、チェッキネロがヘアピンでミスしたのでトップに立たなくては行けなくて、計算が狂ったんです。東君が来るのは予想していたのでシケインでもう一度アタックしたかったのですが、届く距離ではなく2位キープにせざるをえませんでした。とりあえず20ポイント獲得できて良かったですね。まだ始まったばかりですから。HPもリニューアルし、さらに多くの方から激励をいただき感謝してます」